山行概要
| 目的 | 鹿島槍ヶ岳登頂、積雪期テント生活技術養成、積雪期氷雪技術養成 |
|---|---|
| 山域 | 爺ヶ岳南尾根、鹿島槍ヶ岳 |
| 日程 | 2026年2月22日~3月1日 |
| メンバー | 川嶋、菅野、関 |
行動概要
2月22日(日)
予定通り部室に集合し新宿に向かう。バスタ新宿で鈴木が見送りに来てくれる。その後東京を出発する。
2月23日(月) 雨のち晴れ
ゲート(6:50)~登山口(8:54-10:20)~C1予定地1860m(14:56)~BC(16:12)
信濃大町駅に到着後、着替え,テルモス等の準備をする。その後、タクシーで日向山ゲートへ向かう。
到着後、ソリに梱包し直し、出発する。少し小雨が降っていたもののすぐに止む。
日が出てくると、とても暑くなった為レイヤー調整をする。柏原新道登山口橋前の雪が付いていない平らなスペースにテントを張ることとする。
石を重りにして張る。その後C1までの荷揚げに移る。登山口から夏道は出ていなかった為、地形図通り3つ目の堤防上から上がろうと試みるも、腐った雪の急登で踏み固められず、10m程上がった後すぐ引き返す。
2つ目の堤防付近の雪が繋がっている斜面を行くこととする。途中からトレースが出てくる。尾根の西側斜面をトラバース、直上を交えて登って行く。
雪が腐っていて、ペースが全く上がらない。1450m付近でわかんを装着する。夏道の通っている尾根にのると、しっかりとしたトレースが出てくる。
しばらくは夏道沿いに進んで行く。雪が依然として腐っておりペースが上がらない。
1700mから次第に雪面を固めやすくなり少しペースが上がる。1860mの平らな箇所をC1とし、官物をデポする。
そこで下ってきた北村OBとお会いする。標識を付けながら下る。登りでとったルート取りでなく夏道を1490mまで下る。
その後沢道を下降して1つ目の堤防の辺りに出る。BCに到着する。


2月24日(火) 晴れ
BC(6:12)~C1(8:23-10:20)~FC(12:57-13:15)~C1(14:34)
準備、体操をし出発する。北村OBのパーティーが登山口付近で張っており挨拶を交わす。
2つ目の堤防辺りの斜面をトレース沿いに上がっていく。途中から夏道に合流し進んで行く。
昨日よりも雪がしまっており歩きやすい。順調に進み、C1に到着する。テント設営し、軽めの休憩を取った後FCへ偵察しに行く。
トレースがあり、雪面もある程度しまっている。所々地面が出ている。2310mJP手前から、樹林が少なくなり視界が開ける。
2310mJP付近でわかんを装着する。東側辺りに発達している雪庇に注意しながら進む。
2340mの急登が始まる手前のコルが樹林帯となっている為、樹林の中の平地をFCとする。官物をデポし、休憩した後C1へ戻る。標識を充実させながら下る。


2月25日(水) 雨
早朝から雨が降り続いているため停滞とする。
2月26日(木) 晴れ
C1(6:28)~FC(9:21-9:31)~C1(10:47-11:57)~FC(14:35)
前日のミーティングでダブル歩荷を行いC1~FC間の荷揚げとFC入りを行うこととする。詳細は検討報告に記載する。
出発準備、体操をした後出発する。前日の雨と気温が高い影響で雪が緩んでおり、何度も足がはまる。
1900m付近でわかんを装着し、登って行く。24日のトレースは残っており、良いペースで進む。快晴で雲一つなく非常に眺望が良いが日差しが強い。
2250m付近からざらめ状の雪面になってくる。順調に歩き、FCへ官物をデポする。休憩を取った後C1へ下る。
C1への下りは、登りよりさらに雪が緩んでいるため、穴がある場所は声をかけ合いながら慎重に下る。
途中、1960m付近で関のわかんの足置き部分が取れる。C1までつぼ足で下り、C1到着後に予備で持参していたわかん紐(麻縄)と針金、ダクトテープで修理する。
その後、テント撤収をし、官物を梱包した後FCへ向かう。C1からわかんを装着して登って行く。気温は13℃と高いため、テルモスを多めに飲む。
ゆっくりとしたペースで登って行く。関の疲労の様子が見られるが気合いを入れて歩き、FCへ到着する。


2月27日(金) 晴れ
FC(5:54)~爺ヶ岳南峰(7:04)~冷池山荘(8:57)~布引山(10:44)~鹿島槍ヶ岳(11:38)~爺ヶ岳南峰(16:19)~FC(17:09)
ビーコンチェックと体操をして出発する。夏道は出ているが雪がのっている箇所は滑りやすいためアイゼンをつける。風はなく視界もひらけている。
順調に登り山頂に到着する。山頂でロープをつけ赤旗をばらす。稜線上は雪が多くついているため、赤旗をさしながら進む。
爺ヶ岳中央峰・北峰は西側をトラバースする。足場を安定させながら注意して進む。その後はトレースがついている。
雪庇に注意しながら進み冷池山荘で休憩をする。この先はトレースがない。すぐ樹林帯に入るが、樹林帯の中は体がうまりやすいためアイゼンの上からわかんを装着する。東側は雪質が緩く割れ目ができている。
2470m付近からは樹林帯を抜ける。疲労のため関のペースが上がらない。2570m付近の平な場所でわかんをはずす。
その後気合いを入れて登りきり鹿島槍ヶ岳南峰に到着する。風は弱く気温も高い。写真撮影後すぐに下る。布引山から西に出ている尾根に入らないよう注意する。布引山通過後の2570m付近で休憩をする。
冷池山荘からの登り返しで関が大きく疲弊しゆっくりとしたペースで進む。元来たトレースをたどり爺ヶ岳南峰に到着する。その後順調に下りFCに到着する。


2月28日(土) 雪
悪天候でありメンバーの疲労もたまっているため停滞とする。
3月1日(日) 晴れ
FC(6:29)~C1(8:19)~登山口(10:31~10:50)~ゲート(12:08)
テントを撤収して出発する。標識を回収しながら下る。重荷のため慎重に歩く。順調に下りC1についた後休憩をする。気温が高く暑い。
1830m付近の樹林帯からそれた箇所で関が雪面でスリップし2,3mほど滑落する。
関からザックを離し、川嶋と管野で関のザックを安全な場所まで移動させる。その後声をかけあって下り登山口に到着する。
ソリを手で持ち林道を歩いていき、日向山ゲートに到着する。


