山行概要
目的 | 1年生の体力の強化 |
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山域 | 谷川連峰(万太郎山〜谷川岳〜白毛門縦走) |
日程 | 2025年7月5日(土)〜7月7日(月) |
メンバー | 川嶋、管野、福澤、関、下津浦 |
1年生の長期縦走耐性と判断力の向上を目的に、谷川連峰の核心部を3日間かけて縦走。土樽駅から万太郎山〜谷川岳〜白毛門〜土合駅までを歩く計画とし、初日は炎天下と急登による体力消耗が課題となったが、ペース配分と荷物の分担で無事に大障子避難小屋に到着。
2日目は危険個所の多い稜線を越えて谷川岳主稜へ。鎖場や切れ落ちた登山道に対応しつつ、荷物搬送や空荷行動でリスクを低減。晴天の中、谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳・武能岳・七ツ小屋山を越えて清水峠へ。途中足裏の痛みや疲労を訴える場面もあったが、声掛けと休憩で対応。
3日目は朝日岳〜白毛門の稜線を越えて土合へ。ブヨやガス、疲労の蓄積といった複合的な要因の中、鎖場・ガレ場・暑さと向き合いながらも、全員が無事土合駅に下山した。全体を通じて1年生の成長と体力的な底上げが明確に見られた実践的な強化山行となった。
行動概要
7月5日(土) 晴れ時々雨
土樽駅(10:20)〜万太郎山分岐(16:47)〜大障子避難小屋(17:42)
車道を経て登山道に入り、猛暑の中での行動開始。途中1年生に軽い熱中症症状が出たが水分補給で回復。ペースの落ちた2年生の荷物を上級生が分担し、滑りやすい道を慎重に進行。万太郎山を越え、大障子避難小屋に到着・宿泊。
7月6日(日) 晴れ
大障子避難小屋(5:18)〜オジカ沢避難小屋(6:18–6:28)〜肩ノ小屋(7:58–8:08)〜一ノ倉岳(9:50)〜茂倉岳(10:22–10:32)〜武能岳(12:25)〜蓬ヒュッテ(13:00–14:05)〜七ツ小屋山(15:20–15:30)〜清水峠(16:24)
鎖場通過では1年生を空荷にし、3年生がザックを運搬。谷川岳から白毛門方面までの核心区間を慎重に進行。終盤は1年生の足裏痛や疲労に対応しつつ清水峠に到着。


7月7日(月) 曇りのち晴れ
清水峠(5:10)〜朝日岳(7:55–8:07)〜白毛門(10:22–10:32)〜土合駅(12:57)
朝露・ガスの中で出発し、長い登りとガレ場を越えて白毛門に登頂。トンボが飛び交う中で下山開始。鎖場の通過や気温上昇への対応を行いながら、無事に全員が土合駅に下山した。
